
7年ぶりに干し柿を作った。
両親の大好物だったので
コロナ禍前は毎年作っていたけれど
ずっと作っていなかった。
毎年、宮津でいただいた柿を
ベランダの軒下に吊るしていた。
「明日は食べ頃」と楽しみに
翌朝ベランダに出ると
何度か干し柿が消えていた。
カラスは賢くて食べ頃にもっていく。
そして両親に残念なお知らせをする。
そんな年も多かった。
両親が居た最後の年の干し柿も
食べたのはカラスだった。
一人だと、たくさん要らないので
ずっと作っていなかったけれど
今年は綺麗な干しやすい柿を頂き
以前と違う方法で吊るしてみた。
干し柿の仕上がりに加えて
カラスとの知恵比べを楽しんだ。
使っていない部屋の窓際に吊るし
窓をあけて風を通しておいた。
網戸があるからカラスは来ない。
きっとカラスはどこかで見てて
あれこれ考えただろうけど
さすがに網戸を破ってまで
持っていくことはなかった。
通りに面した窓に吊るしていたので
ご近所の人生の大先輩方が
「懐かしいなぁ。昔は作ったなぁ」
と、毎日家の前を通るたび
2階の窓を楽しみに見て下さった。
ちょっと色は黒いけれど
カビも生えず、カラスにも盗られずに
甘くて美味しい干し柿が
16個出来上がった。
出来上がるまで毎日見て下さった
ご近所にお裾分けをして手元には3つ。
美味しくて、もう食べてしまった。
ご近所さんも一緒に楽しめた干し柿。
来年はもっとたくさん
通りに面した窓に吊るそう。

