新のつくお金の話

「新500円玉」の登場は2023年4月
今でも「新」がついてるけれど
すでに2年。
 
この「新500円玉」がなかなか大変
大阪府内のパーキングでも
けっこう使えないことが多い。
表示金額通りに硬貨を投入しても
「新500円玉」だけ戻ってくる。
昨年夏デビューの「柴三郎1000円札」も
使えなかったりする。
 
昨年まで事務所のすぐ近くに
6時間900円の有難いパーキングがあった。
乗車前に清算するスタイルではなく
出口清算でバーがあがるスタイル。

5時間55分で出ようとすると
「新500円玉は使えません」と
投入口の横に小さく書いてある。

1000円札を入れようとしたら
「新1000円札は使えません」
挿入口の横に小さく書いてある。

結局カード決済で出庫した。

すったもんだの間に5分超過し
200円プラスで1100円のお支払い。
「『新』のお金は全部ダメ」と
入口の看板に書いて欲しい。
 
知り合いは他のパーキングで
同じことになり、コンビニまで行き
5000円札で欲しくない珈琲を買い
パーキングを出ようとすると
定額繰返し料金設定だったらしく
数分超過で2倍の金額のお支払い。
  
そんなことがあって車内には
「旧500円玉」を数枚キープ。
必ず財布と携帯ケースには
「英世の1000円札」を忍ばせている
 
パーキングや自販機で
昨年華々しくデビューした
「栄一10000円札」「梅子5000円札」が
どうかはよくわからない。
まず忍ばせるには額が大きすぎる。
  
そういえば
結婚のお祝いに「渋沢栄一」は
あれこれ諸事情で縁起が悪いとかで
嫌がる方がおられると聞く。
「諭吉10000円札」にアイロンかけて
お祝いに包む方もいるそうだ。
 
なにかにつけて
問題の多いお金の「新」

大阪万博記念硬貨
「ミャクミャク500円玉」も発売され
使わない記念硬貨だとしても
2年前にデビューした500円玉は
もう「新」ではないな…と思う。
  

通勤路の町中華

上本町駅から事務所
事務所から上本町駅
片道1.6キロほどの通勤路は
その日の気分次第で微妙に変わる。
あちこち曲がって横道に入って
裏道を歩いたり
やたらとまわり道をする。

でも陽が傾いて
暗くなってからの帰り道は
上町筋を歩くことが多い。
上町筋は四天王寺から大阪城に続く
谷町筋同様にお寺の多い通り。

この通勤路にある町中華
もう10年どころではない
もっともっと前から気になっている。
車で大阪市内を移動する時も
この道はよく通るから、よく目にする。
 
昼も夜も店が開いてる間は
タクシーが停まって
運転手さんが食事をしている。
もちろん、サラリーマンや家族連れ
観光客から学生まで
普通のお客さんもいる。
 
上町台地に数件ある
「タクシーの運転手さんが行く店」は
絶対に美味しい店だ。

車が止めやすいからでしょ…とか
安いんでしょ…とか
色々意見はあるでしょうけれど
上町台地のこの手のお店は
お蕎麦屋さんも
うどん屋さんも
ラーメン屋さんも
定食屋さんも
あちこち行ってみたけれどハズレがない。
でもここは入ったことがない。

カウンターのすぐ向こう側で
大将が中華鍋を振り回し
ガンガン調理するカウンター席か
4〜6人が座るお座敷席が2つ。
2人とか4人とかで相席できるような
まん中の感じな席がなく
1人で入るにはかなり勇気がいる。

ましてやボリューミーだろうから
1人で食べるとラーメンだけとか
チャーハンだけとか一品になる。
せっかく中華に行くなら、
酢豚と唐揚げと天津飯と…
あれこれ頼んでシェアしたい。

絶対に美味しいぞ。
10年以上眺めるだけの町中華。
誰かを誘って行ってみようかな。