二十四節気七十二侯

今年の8月は、2度目の梅雨が来たような雨が続きましたが、季節は確実に秋に向かっており、二十四節気では処暑(暑さがおさまる)。七十二侯ではもうすぐ『天地始粛』(暑さがようやく鎮まる)を迎えます。

二十四節気とは太陽の日長変化や太陽の光の量をもとにした暦。1年を二十四の季節に分け、その季節にふさわしい名前がつけられています。

七十二候は、二十四節気の一気(15日)を5日毎にわけ、初侯、二侯、三侯として、1年を72にわけたもの。季節ごとの鳥や虫、植物、天候などの自然の様子が七十二候の名前になっており、季節を5日に区切ることで自然の変化を知り、季節の移り変わりを示しています。
 
いろいろな季節の行事や生活の基準となる『暦』ですが、温暖化が進む昨今、少し様子が違ってきています。自然災害も増え、自然のバランスが崩れてきているようです。本来の自然とともにある生活を、私たち人間が見直す時なのかもしれません。

お盆やすみ

今年のワードネットのお盆休みは、8月13日(金)・14日(土)・15日(日)の3日間。
例年であれば、8月11日(山の日)から5日間ですが、今年はオリンピックで祝日があちこち移動し、夏の連休が増えましたので、お盆やすみは3日間とさせていただきます。

コロナ禍の夏。テレワークや、オンライン会議が普通になっている昨今、人と会う機会も減っています。お盆やすみも、例年のように帰省したり、人が集まったりすることも減り、お祭りやイベントも規模の縮小や中止が増えています。

でも、日本のお盆の持つ意味は変わりません。旅立った家族やご先祖様を迎える。それは形式的なものや法要でなくても良いと思います。故人が好きだった花を飾ったり、好きだったお料理を作ったり、日常生活の延長上で「家族やご先祖様」を迎えることに心を寄せてみる。そんなお盆もいいものです。

まだまだこれから暑い日が続きます。身体と心がホッとする休日をお過ごしください。