とんど焼き

どんど。とんど焼。どんと焼。
地方により呼び方は色々。

とんど焼きは、
松の内までに外した注連縄などの正月飾りを
1月15日に神社で燃やし、その火とともに、
正月に迎えた歳神様を見送ります。
五穀豊穣、無病息災、家内安全を願う
とんど焼(左義長)という行事です。
 
毎年、事務所の正月飾りは
近くの高津宮(高津神社)の
「とんど焼」で燃やしていただきます。
   
神社だけではなく1月15日の朝早くから
刈り取り跡の田に竹や木を組み
その年に飾った門松や注連飾り、
書初めで書いた物を焼くところも。
 
地方によってはその火で
団子や餅を焼いて食べるところも。  
また、とんど焼きの灰を持ち帰り、
家の周りにまくと、その一年
病を除くと言われています。
   
ちなみに正月飾りの他に
お札、お守りも焼いて頂けます。
でも、お札やお守りは
できるだけ授かった所へ持っていき、
感謝を込めてお返ししましょう。
  
正月気分も完全に抜けて
エンジンがかかりましたか?
毎日寒い日が続いていますが
大寒が過ぎれば、次は立春。

十日戎

年が明けてはや10日。
1月10日と前後9日・11日は十日戎。
  
関西では西宮戎、今宮戎が有名で
福男や福娘のイベントが目立ちますが
十日戎は恵比寿様のお祭り。
 
恵比寿様(えべっさん)は
大漁追福・商売繁盛・五穀豊穣
をもたらす漁業・商業・農業の神様。 
一生懸命働くものには
福を授けてくださるそうです。
関西では「えべっさん」と親しまれ
十日戎のお祭りが盛んに行われます。
   
ワードネットは今も前事務所も
俗に言う「ミナミ」にありますが
今宮戎や堀川戎ではなく
28年前にご縁を頂いてから
ずっと「キタ」にある「豊崎戎」で
毎年福を頂いています。
今年も1年間飾った福笹をお返し
新しい福笹を頂いてきました。
  
十日戎は
商売繁盛を願う日ではなく
この一年、商売ができたこと
元気で過ごせたことに感謝し、
その感謝を忘れずに
また一年頑張ります…と
「えべっさん」に手を合わせる日。