万博

あと数日で大阪・関西万博も閉幕。
計画段階からすったもんだと
マイナスな話題が多かったけれど
予想をはるかに超えた来場者で
赤字も充分回避。
 
開幕前の「並ばない万博」は
「かなり並ぶ万博」になったけれど
どれだけ並んでもいい…と
何度も足を運んだ方が多くいる。
 
個人的には人混みが超苦手で
観光地での名物や名勝も
「並ぶならもういいかな」と
前まで行っても撤収するタイプ。

大阪・関西万博も最初から
「行かない気満々」だった。

そういう困ったヤツと知りつつ
「次回の日本で開催の万博は
 あの世からしか見れない」と
あれこれ計画してくれた人がいて
ただ後ろにくっついて行った。
   
大屋根リングとガンダムを見たら
帰ってもいいと思っていたが
9月末にもかかわらず
朝のゲートも10分足らずで通過。
予約不要のパビリオンを8つ。
花火も見てすんなりゲートを出て
10時すぎには家でゆっくりしていた。
 
大人気のミャクミャクも買わず
ナイジェリア館で民芸品をひとつ買い
お昼ごはんはファミマのおにぎり。
あちこち見て、色々な文化に触れ、
メッセージをたくさん受け取った。 
 
4つあるコモンズ(共同館)は
それぞれ知らなかった国もあり
経済・文化や国際情勢をはじめ
地域の複雑な事情なども
初めて知ることがたくさんあった。

ふと思った。

趣向を凝らした展示は別として
メジャーな国のことは
基本的なことも国際情勢も知っている。
でも決して裕福でないであろう国が
日本まで来て自国を紹介するブースは
見るべきブースだったのではと。
 
それぞれの楽しみ方がある。
お祭りとして楽しむことも素敵。
スタンプラリーも楽しい。
全館制覇を目標にがんばるのもアリ。
  
日本の木造建築技術を堪能した。
アムロが乗るにはちょっと小さいが
大好きなガンダムに会えた。
そして知らない国とも出会えた万博。
素敵な時間だった。