長堀通が運河だった頃

むかし長堀通が運河だった頃、ここから船に乗り降りした名残りの階段。 
 
手前にもフェンスがあり、階段を登ることはできませんが、長堀通から見上げると、船が横付された時の光景が浮かびます。
   
上町台地には、古い町屋や建物、古き良き時代を語る建造物がたくさん。
奈良や京都の重要文化財のようなものではなく、いまなお、そこは普通の生活の場。

阪神淡路大震災で、古い家屋の倒壊も多くあり、耐震性の問題から取り壊しになる町屋も多く、狭い路地奥の木造家屋からの出火で人命にかかわる被害が多くでているのも事実。
大阪の古き良き街並の建物も年々減っていき、時代とともに往時のことを知る人も少なくなる。
 
いつしか通勤路の大好きな場所はスマホの中に。
その由来や伝説を調べたり関連ある場所に行ってみたり。お寺や神社でお話を聞かせて頂いたり。

事務所では、マウスとキーボードを相棒にモニターに向かって仕事。
朝と夕方は、もう今では目には見えない景色を観ながらの通勤。