南天と千両と万両と

お正月にはこのトリオのどれかが
かなりの確率であちこちに飾られる。
赤い実をつけてよく似ているけど
それぞれ個性がある。

我が家も年末に千両を買ってきて
リビングと玄関に飾った。
でも家のあちこちに飾りたくて
切り放題のおとなりの南天を
台所にも洗面所にもお手洗いにも
好きなだけ飾ってみた。

でも南天と千両…ときたら
やっぱり万両も欲しくなる。
これまたご近所のお庭から頂いて
2階の和室やお風呂場に飾った。

1月下旬になっても赤い実トリオは
それぞれが家の中を明るく
お正月らしく飾ってくれている。

ちなみに…
南天は
赤い実が枝の先に房状につき
葉は細長く尖って羽状に並ぶ。

千両は
赤い実が葉の上に数粒ずつまとまり
葉は大き目で艶があり
向かい合って生えている。

万両は
赤い実が葉の下に垂れ下がるようにつく。
葉は千両より細めで交互に生える。

我が家はいま赤い実オールスターズ。
そしてもう少ししたら、
コツンコツンと床に赤い実が落ちる。
これが一気にくるとなかなか大変。

毎年この赤い実たちと新しい年を迎え
赤い実が落ち始めると
春に向かっていると
気持ちが切り替わり背筋が伸びる。

今年はまだ落ちない赤い実
待ち遠しい春はまだ。

すきま風

昨年の夏は暑く長かった。
「早く涼しくなって欲しい」と
みんなの願いを背負った秋は
え?と思うほど短かった。
気が付くと涼しいではなく寒い。
 
年末年始の休みのあと
コンクリートのビルの7階
北向きの大きな窓がある事務所は
とってもよく冷えてる。
でも気密性が高いから
しばらくエアコン全開にすれば
思いのほか早く暖かくなる。

事務所はまぁいいとして
自宅で「気密性」という言葉は
浴室とトイレ以外は該当しない。
 
外に面した窓やドアはもちろん
家の中の障子や襖も全部閉める。
それでもいつだってなんとなく
空気が動いている。

空気が乾燥する季節だから
サッシではない木製の障子や襖には
どうしても数ミリの隙間があく。
そこからすきま風が入ってくる。
風が強い日は壁と柱の間からも
すきま風が入り込んでくる。

良いように言えば、
いつだって家の中は
フレッシュな空気が循環している。
どんな暖房器具を使っても
たぶん一酸化炭素中毒にはならない。
大好きな火鉢も安心して使える。

雨が降って湿度があがると
すきま風はあまり入ってこない。
木造建築の良いところだ。
「正倉院みた~い」と良いように考えて
ちょっと嬉しくなったりする。

新しい年を迎えて
暦の上では今月20日は大寒。
寒さはまだこれから。

なんだかんだ言いながら
夏涼しく冬超寒い我が家が好き
カイロや暖パンと仲良くしながら
この季節を楽しんでしまおう。